令和4年が始まりました。
代表取締役の磯遊 晃治です。令和4年が始まりました。
今年も引き続きコロナへの対策が求められる状況に変わりはなく、まだまだ安心して過ごせる状況ではありませんが、感染防御対策をしっかり行いながら、丁寧な心のケアをお届けできればと考えています。
当事業所設立以来、地域からの求めに応じて一次予防・二次予防の対象者を、こころの健診として無料での訪問や介入支援を行ってきましたが、自宅には来てほしくない・喫茶店ではこころの問題について話しにくいと言った、安心して話せる場所の確保が課題となる事も多くありました。とはいえ訪問看護ステーションは3次予防的な関わりがメインの営利運営ですので、ステーションの安定なくしては一次予防・二次予防的な多くのケースをすべて無料で支援する事や、安心して話せる場所の確保が難しいジレンマもありました。
そのような思いを抱えながら長年訪問看護ステーション ジョイントを運営する中で、地域の関連機関の皆さまからご信頼いただき、多くの利用者さんをご紹介いただくことで、安定的な運営が見通せる状況と、職員の看護レベルの向上・私の資格取得も相まって、訪問看護を職員に任せて、私が無料で担当するカウンセリングルーム・こころの相談室を本年開設する事となりました。
こころの相談室のカウンセリングは何度受けてもらっても無料です。完全予約制とすることで、丁寧にお話を伺い、こころの問題について共に考え、専門的な知見からこころの問題の解決や軽減に向けた提案が出来ればと考えています。
営利企業であるのに無料でのカウンセリングは合理的ではないとご指摘いただくこともありますが、設立以来行ってきたこころの健診を継続し、こころの相談室を開設する事で、こころの問題が深刻化しないように関わっていく事は、企業としても・当社職員にも・利用者さんや社会にとっても、結果的に良い循環を生み出すものと確信しています。
こころの相談室に関しましては、オープンに際して改めてお知らせしたいと考えています。準備は着々と進んでいますので、近日中にお知らせできるかと考えています。
本年も訪問看護ステーション ジョイント及びこころの相談室をよろしくお願いいたします。