就労継続支援B型作業所万象とGreen Shop LeafVein について^^
代表取締役の磯遊 晃治です。
さて先日事務員三村さんのブログで、当社がGreenShop LeafVeinを開業する事をお知らせしてお騒がせしております^^;
訪問看護を主体とする当社がなんで観葉植物屋?と言う疑問はもっともだと思います。
私自身も年初にこんな展開は全く考えていなかったのですが、こころの相談室をオープンした際にご縁のあった観葉植物屋さんのスタッフと出会った事で、観葉植物の魅力に気付いたと同時に長年考えてきた作業所の構想を実現できるのではとの思いに至りました。
現在日本には多くのA型・B型作業所がありますが、その殆どは他社から安価で仕事を引き受け、流れ作業でノルマ達成を目指す作業が多いかと思います。選択肢として否定するものではありませんし、実際頑張っている多くの作業所と当社も協働させていただいています。
しかし、訪問看護を通じて発病のきっかけとなる急性の不適応から、疾病の治療を経てリハビリで目指すべき自己効力感の向上や治療的セルフケアデマンドを自身の普遍的セルフケア要件に組み込んでセルフケアを実行していく、社会に本当の意味での自分の居場所を作るには今までの作業所の形や訪問看護だけでは実現が難しいのではないかと感じていました。また、当社の訪問看護の利用者さんから「幼稚園児でもできる仕事を安価で延々とやらされている」と言う言葉を聞くたびに何か出来ないかと考える事も増え、利用者さんから当社に作業所を作って欲しいとの希望も増えてきました。そのような流れや人との出会い、新しいテナントが近隣でみつかった事もあり、これは計画的偶発性理論だと理解し、作業所作りに取り組む事を決めました。
万象では主にLeafVeinで販売する観葉植物のお世話や、LeafVeinで販売する物品作りが作業になります。ゆっくりと時間をかけて、芸術性のあるものを作る事、実際の仕事に生きる作業能力を身につけていくこと、それらが自己効力感の向上に繋がるように、プログラム作りをしていきたいと考えています。
身につけた能力を使ってインターネットで商品を販売したり、或いは当社がアルバイトやパート、正社員として雇用する事で金銭的な将来の見通しが立つように、利用者さんが目標に近づいて行けるように訪問看護を通じたセルフケアの援助を含めて、トータル的なケアの提供に向けていきたいと考えています。
思いが先行して実際は追い付いていませんが、身近な協力者の専門性を尊敬し、信じて協力すれば、必ずや目標は達成できるものと感じています。オープン目標の令和4年8月1日を目指して、やるべきことは山盛りですが、スタッフ一同頑張りたいと思います。応援よろしくお願い致します^^