躁うつ病
躁うつ病 70代・女性
訪問看護利用前
元々は単極性のうつ病を繰り返していましたが、70代前半に脳梗塞発症し、以後躁状態とうつ状態を繰り返すようになりました。
家族はうつ状態には慣れていたのですが、躁状態になった時に対処が出来ず、次第に強い口調・強い感情表出となり余計に躁状態が悪化するようになっていました。
訪問看護利用後
訪問開始後、まずは病気の症状とパーソナリティの違いについて家族にゆっくりと説明を続けました。
また、診察場面では見えなかった躁状態が顕在化している事を主治医に報告しました。
それから、日々の状態に合わせて抗躁薬を細やかに調整する指示をもらい実践したところ、以後軽い躁状態になる事はありましたが、早期の薬物調整により回復し、うつ状態にも至らなくなりました。
家族の感情表出も整い、80歳を過ぎた今も自宅で過ごされています。